shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

インドアとアウトドア。キャンプについて。

インドアとアウトドア

登山に熱心だった頃は毎週…時には2日連続で別の山に日帰りで行ったりしていた。休職中だから出来たことかもしれないけど。

あの時の私は間違いなくアウトドア派だった。

でも今は、インドアとアウトドアどっちと聞かれたらインドアと答えると思う。

自室に入ったらとりあえずPCの電源を入れるくらいだし。……いやこれ中学の時からそうだな?

登山強化キャンペーンの時期だけが私の人生の中で特別だったのかもしれない。

しかし完全にインドア一辺倒というわけでもないな。小学校の頃は虫取りやプールやボール遊びがメインで、図書室の存在なんて全く意識しなかった。ゲームは結構やってたけど。

長々と書いたけど、普段はインドアで、たまに休日の気分転換でアウトドア派に切り替える人間、かな。こう書くと世の中にいくらでも居そうなタイプだ…。

 

 

キャンプ

どうして急にインドアアウトドアについて考えたのか。

それは近年のキャンプブームを見て、「すごいなぁ…」とどこか遠い世界のように感じているからだ。

ヒロシのようなキャンプ系Youtuberの影響なのか、『ゆるキャン』というアニメの影響なのか、特に調べてもないのにキャンプ人気が伝わってくる。

 

ただ私自身はキャンプをやりたいとは全く思わない。

以下、その理由をひたすら長々と書いてありますが、キャンプ好きの方は読まない方が良いです。

 

 

①特にやる意義を見出せない

テント泊自体を否定しているわけではない。

私は登山中のテント泊自体はやってみたいと思っている。

日帰り登山ではできない長い登山計画を実行するために山の中に中継ポイントを設置し、山の中で夜を過ごし朝を迎え、朝日を浴びながら山登りを再開する…。

それはとても素晴らしいものだろう。私もいつか絶対やってみたい。

 

しかしキャンプ場で行うキャンプはそういった必要性が無い。キャンプしたいからする、それだけだ。それがよく分からない。単にテントを張って適当に暇をつぶして泊まって、満足したら帰る。それって面白いんだろうか…。

このように感じるのは、私は「移動することを面白いと感じ、景色の変化を楽しむ気質」を持っているということか。

キャンプ愛好家はキャンプ場に留まって一日を過ごしても特に不満は無いみたい。(一応近くの日帰り温泉に行ったりすることもあるようだけど)

 

②ものすごく面倒くさそう、疲れそう

大量のキャンプ道具を家から車に詰め込み、現地に着いたら車から降ろして、道具を色々セットアップしてテントを張って、料理したりして過ごす。キャンプを終えたらテントを畳んで、道具を片付けて車に乗せていって、帰路について、家に着いたら荷物を降ろして運び込んで、使った道具の掃除と手入れをする……。

いや、やること多すぎ!手間かかりすぎ!なんで仕事でもないのにそんなことをするモチベーションが湧くのか全く分からない。体力も気力もエネルギッシュすぎない?

 

③ストレス要因の多さ

キャンプで疲れる要因の1つに睡眠不足が挙げられる。

耳栓やアイマスクをすることで音や光は軽減できるが、寝心地が気になるところだ。

マットや寝袋も技術改良が進んでいるとはいえ、家のふかふかベッドには広さも柔らかさも体圧分散力も敵わない。

気温もキツい。夏は蒸し暑く寝苦しい。春と秋は人が多くうるさい。冬はとても寒い。

冬以外は大量の虫にも悩まされる。

 

④トラブルへの懸念

「キャンプ」で検索したときの予測候補が「見栄の張り合い」というもの。キャンプ道具のおしゃれさやブランドによるマウント合戦がたまに行われるそうだ。

昨今のキャンプブームでどこのキャンプ場も休日は混んでいて、平日ですらそこまで静かではないという声も聞く。本当かな…?

人が多ければそれだけトラブルの種も多種多様だ。

マウント合戦やソロを小馬鹿にされる程度ならまだしも、厄介な争いに巻き込まれる可能性は否定できない。

 

⑤ソロキャンプの危険性

ソロの場合は盗難の危険性が高まる。

荷物を置いてテントを離れることはまず出来ない。荷物を持って出ていてもテントを勝手に畳まれて盗まれる可能性もある。

就寝時は特に危険だ。テントの外にバイク等を置いていたら盗まれる危険性がある…が、大きさ的にテント内に入れることも出来ない。

また、テントの防犯性はそこまで高くない。心理的な壁としては効果があるけど、人間が本気でこじ開けようと思ったら、多少対策していようと守りはそこまで強固ではないだろう。

世の中には想像を絶するような頭のおかしい人間がゴロゴロ居る。寝ている間にナイフで斬りつけられたり、硫酸を顔にかけられたりする可能性が無いとは言えないのだ。

女性は言うまでもないが、男性だからといって油断することは断じて出来ない。

 

⑥複数人で行ってもそれはそれで大変

学生時代に何回もやったので実感しているんだけども、キャンプ設営や料理というのは協力プレイだ。作業はいくらでもあり時間はそこまで無いので、要領よくテキパキとこなしていくことが求められる。アクシデントで上手く進まなかったりするのは付き物だが…。

個人的には休日くらいは一人で好きにやりたいと思っている。誰々がサボり気味・他の人に押し付け気味だとかで間接的に損をするのも御免だ。

 

まとめ

6つも理由を挙げて色々書いたけど、

要は「快適な家で過ごせば良いじゃん。読書も料理もスマホも家で出来るのに、何故わざわざ多大なお金と労力と時間をかけてキャンプ場に行ってやるのかが分からない」というだけだ。

キャンプでは自然の中で豊かな時間を過ごすことが出来るらしい。

でも私は自然を満喫したいなら登山の方がずっと良いと思う。

荷物は少ないし、歩いていく中で景色が変わるし、人はすれ違う程度で少ないし、頂上では達成感を味わえる。

 

この辺は捉え方が違うので、人それぞれの一言によって完結するんだけど…。

何故自分はキャンプに魅力を感じないかについて、雑多でもとりあえず文章化しておきたかったので満足できた。