shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

一人暮らしから実家暮らしに移ったことによる変化

 

一人暮らしによる自己の価値観の確立

高校までの私は周りで流行ってるものとか姉が勧めてきたものを好きになっていた。でも一人暮らしを始めてからは内から湧き出てくる自分の好きなものを取り入れるようになり、流行りや人からの勧めを断れるような「自分の価値観」を確立することが出来た。なぜそうなったかというと、一人暮らしをしていたから。一人暮らしを始めたから食器に気付くようになり、料理を作るようになり、登山を始めることができた。これは完全に自分が良いと思ったからで、周りからの影響を受けていない。
毎日毎日mont-bellのTシャツを着ているけど、これを着ている時は自分らしくいられていると感じる。

高校までの私は常に無意識に姉というロールモデルを参考にして自分も同じ道に進むようになっていた。それが大学進学を機に一人暮らしを始めて実家から距離を取り呪縛から抜け出すことが出来た。

 

一人暮らしをしている時だけ、自分らしさが表出してくるのではないか?一人暮らしで見つけた好きなものは主に料理、焼物、登山の3つだが、実家に帰ってきてからはどれも意欲が低下した。料理は勝手が分からないし食材を使っていいのか分からないし趣味じゃないものもそれなりにあり、焼物も既に沢山あるから自分の好きな食器だけで食べられないし、登山も電車が不便で車もそんなに使えないから頻度が大幅に低下した。
実家に戻ってきたことでそれらの自分らしい趣味が薄れてきて、しかも再び姉をなぞる無意識が復活し、高校までの自分に戻りつつある気がする。

 

また、この家では当然ながら父がトップだ。父に配慮して自分の意見を無意識に抑えるようになり、父から守られる存在になってしまっている。ある程度成長したオスはやはり別々になるのが健全なのではないか?自然界の法則としてそれが自然な気がする。

実家暮らしのメリットとして 固定費の削減 や 家事の手間の削減 を過去に挙げた。しかし今思うと、食材の買い出しと料理は確かに手間だったけど食べるものを自由に選べるという一つの楽しみでもあったはずだ。それが今では無くなった結果、楽だけどどこか物足りない。

食器洗いや部屋の掃除は実家でもやっているし、洗濯もたまにやっているので一人暮らしの頃と手間はあまり変わっていない。自分にとって家事はそこまで負担ではなかったようだ。つまり実家にいるメリットは固定費削減と家族との会話くらいで(それも大きいけど)、デメリットは 自分らしい趣味の低下 や 主張抑制 という大きな要素となる。

 

 

 

一人暮らしの影響

やはり今までのことは全て必要なことだった。回り道に見えても実は意味があった。一人暮らしをしないままずっと実家、地元に居たら今ある趣味は何も見つからなかった可能性が高い。一人暮らしをして良かったと思う。

1.一人暮らしを始めたことで周囲ではない自分の価値観を確立して趣味や好きなものを見つけた。

2.1社目の傷病手当金でフラットな心になったことで登山を始めた。

3.登山によって自分の経験を写真と文章で残すことの楽しさを知れた。

4.実家に戻ったことでぐちゃぐちゃだった頭の中を整理して落ち着くことが出来た。

5.1社目とは正反対の会社で働く経験ができ、何を嫌だと感じるか知ることができた。

6.ブログを始めることでこれまでのことを俯瞰で分析し、自己否定と過去の後悔に苦しまない意識を取り戻した。

 

 

分かりやすい文章を書くと褒められた。

美辞麗句や繰り返しの無い簡潔な文章。何か記録を残すのには適した文体。