shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

長野視察二日目 晴天の上高地、最高

 

 

昨日の夜に急遽、上高地行きを決意

昨日はかなり忙しかった。午前は長距離移動、午後は初めての場所をとにかく歩き回った。ホテルでは一息つくかと思えばそうでもなく、お風呂に入って、使用金額をまとめて、一日の感想を長文で書きまくって、明日の予定を考えた。

 

そしてこう考えた。晴天が約束されているのにあえて安曇野に行く理由が無い、と。安曇野は晴れ時々曇りの日にでも行けばいい。いち登山者として、秋口の快晴日に上高地の麓の地でそのチャンスを見逃すことなど出来ない。そう思い、急遽上高地行きのバスを昨日の夜に探し始め、10時代発のは満席だったけど、始発の5時半のバスは僅か2席だけ空いていた。起きられるか少し不安はあったが埋まらないうちにと勢いで予約した。このホテルは駅近くということもありバスターミナルは目と鼻の先。後は早起きできるかどうか。しかし予約した時点で22時前、4時半に起きるとしても6時間程度しか睡眠時間を取れない。全然眠れないやばいと思ってるうちに気付いたら寝てた。12時半に一度目が覚めて寝て、3時45分くらいに起きた。目覚まし無しで起きられるとは思わなかった…緊張してたのか。歯を磨いた後にこれを書き始めて、現在4時15分。思ったより起きてる人が多いのに驚く。いや、部屋の明かり点けっぱなしで寝てる可能性もあるが。

 

バス

バスは5時半発だけど早く安心したかったので4時45分にチェックアウトした。バスターミナルにはすぐに着いたけど、乗り場を少し探したり駅まで歩いてトイレを済ませたりすると、15分前のちょうどいい時間になった。松本駅は構内だけでなくトイレもかなり綺麗なのがかなり評価が高い。

それにしても、5年前はどうやって上高地に行ったっけなと思い返すと、確か電車で西に行って、終点の駅からバスに乗って行ったんだった。今こうしていると松本駅前バスターミナルからの方が手間や待ち時間が少ないと実感する。確か着いたのは13時とかだった気がする。しかも大正池下車ではなく終点下車したから、すぐに河童橋到着という少し呆気ない感じだ。天気は晴れ時々曇りで、晴れてはいたけど山々の上の方だけ雲がかかっていたのを覚えている。当時は行きあたりばったりでリサーチ不足だった。到着時刻も歩行ルートも。それもリベンジできて良かった。

 

上高地

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上高地最高すぎる…。最高すぎて何書けばいいのか分からない。写真撮りまくったけど全部良い写真すぎて厳選する気になれない。いやチョイスしたけども。

歩いてる時は「本当の自然はここにあったんだ…」「俺が求めてたのはこれだったのか…」「人生における最高の1日を更新したぞ…!」みたいなことを思ってた。

今回は動画もそこそこ撮った。写真よりもその場の空間や雰囲気をそのまま記録する感じがして好きだ。

 


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現在13時。今思うと今回視察に持ってきた服はベストチョイスだった。朝の上高地は標高1500メートルなだけあって初冬のような肌寒さだったので、秋冬用インナーの上にタートルネックと冬ズボンを着てきた上にダウンジャケットを羽織ってちょうど良くなった。その後、時間経過とウォーキングによって気温と体温が上がるのに合わせて、脱いだり昨日の日中着ていた薄手の上下に着替えたりと良い感じに調節できた。秋冬用インナーが万能すぎる。

今回の勝因は上高地に7時に着いて早く行動を開始できたことだ。だからこそ雲がかかる前の完全な快晴の山々を見ることが出来た。時間が立つと水蒸気の蒸発量が増え、それが山にぶつかることで雲となる。どれだけ快晴予報でも山の上は午後に、いや正午に近づくほど雲が大きくなる。

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実際、コースを一周歩いてきて戻ると河童橋から見た穂高岳はもったりとした重い雲で覆われていた。これでは私が朝に感じたあの感動は得られない。やはり早朝出発で正解だ。朝日に照らされる池や木々はとてもドラマチックだった。

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そういえば明神ニ之池の前で、山に向かって二礼二拍手一礼をしている方が居た。確かにこの景色は偶然の産物とは思えないほどの出来で、山岳信仰が生まれたのもよく分かる気がする。私も彼に倣って、二礼二拍手一礼を行った。

現在15時。上高地は気軽に行ける場所ではないので、なるべく長く留まりたい。飽きるほどに堪能したい。でも体が疲れていて椅子から立ち上がれないし歩いて見て回れない。ただ河童橋の辺りで行き交う人々を眺めている。これはこれでのんびりしてて良い。

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お土産を買うと荷物が増えるけど、上高地でしか買えない小物があったので仕方ない。なるべく小さいのを買った。半分くらいは自分用。

 

帰り、ホテル

16時40分発のバスに乗って戻った。帰りのバスは新島々駅までで、そこから上高地線の電車に乗って松本駅前まで戻る。

ヤマレコの歩行距離を見たところ、今日は上高地だけで最低14kmも歩いた。かなり疲れたけどホテルを二泊で取ってしまったので昨日に引き続き今日もカプセルホテル。身体、ちゃんと休まるかなぁ…。睡眠も2日連続で足りてないし、そろそろ8時間睡眠を取りたい。昨日は日曜夜から祝日にかけてだったから人が多かったとして、今回は翌日は平日だから人が少ないと良いなぁ。施設のアメニティや清潔感や大浴場はすごく良いけど、幾つかデメリットがある。マットレスの寝心地がベッドほどではない、カプセルの天井が低い、他者の気配が多くて近いこと等かな。昨日は朝かなり早かったから構わなかったけど、今回はぐっすり眠って翌朝も8時位にゆっくりチェックアウトしたかったので、普通のホテルに泊まりたかったな。ただ一泊だけして今後カプセルホテルを全く利用しないのもどうかと思うので、2泊することで自分がカプセルホテルをどう捉えるのかよりはっきりすると思う。山小屋泊やテント泊では疲れていようと風呂もマットレスも無い。それに比べたら雲泥の差か。

 

ホテルにて

明日が平日だからか、昨日と比べて人がかなり少ないのが嬉しい。すぐに大浴場へ行き汗を流し足に溜まった血を全身に戻す。大浴場は貸切状態だった。人の気配が少ないから超快適。コインランドリーで下着類と布マスク、シャツとインナーを洗濯・乾燥させた。たった100円分の30分乾燥で完全に乾いてて満足した。