shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

依存からの脱却

自分は長年のネット依存症だ。自分の部屋に行ったらまずPCの電源を付ける。本当に無意識に。中学に上がってからPCをお下がりで貰って以来、多分ずっと。部屋に入ったらまず椅子に座る。仮に本を読むにせよTVを見るにせよ椅子に座ることになる。そうすると部屋の中心にある大きなデスクと、その中央にあるモニターとキーボードが身体の正面に来る。PCを付ければ色んな情報を調べられるしメールもチェックできるし音楽も聴けるし動画も見られる。とにかくPCを起動しない限りは何も始まらないのだ。問題は時間を決めずにダラダラと続けてしまうこと。

前の記事に書いたように、自分の脳がデジタルデバイスからの情報過多によって疲弊していることは薄々分かっていた。それが「スマホ脳」という本を読んだことで確信に変わった。

 

デジタル断捨離の決行

PCの中には今まで保存してきた沢山のイラストとファイル、その他少しの動画があったが、これを全て削除した。前記事で書いたポルノ断ちを主な目的として行ったがポルノ関連だけに留まらず全てを消した。健全と微エロとR18の判定を一枚ずつするのは大変だと思ったし、確認しきれないほど沢山のファイルが保存してあるというのは無意識に負担になっていそうだと感じたから。(それと過去の自分とは徐々に好みが変わってきているのでいまいちだと感じる内容のものがそれなりに有った。ただそれを残すか消すかを1枚1枚悩むのも負担だったからまとめて消した)

 

次にSNSを止めてみた。アカウントを削除して、サイトをブロックする。でも身体に染み付いていたから今まで見ていた人達の発言をまた見たくなって、数日後にアカウントを復活させてしまったしサイトのブロックも解除してしまった。でも過去に作ったリストを1つずつ削除していって、2度目の禁止はそのまま上手くいった(アカウントは消去1ヶ月以内なら完全復活できるがリストは一度消すともう戻せない仕組みを利用した)。今はほぼ見ていない。

無理に禁止すると逆に見たくなるので、長野県の地域や登山に関するアカウントだけフォローして、サイト自体はブロックしてない。でもこういった地域情報も、長野市民新聞みたいな地方の小さい新聞を購読する方が情報の質や幅も良いし、オフラインで活字を読むことによる集中力増加の効果もあると思うから引っ越して落ち着いたら移行しようと思う。新聞は良質な活字だから基本的には良いと思うんだけど、全国紙だとページ数多すぎて毎日届いても全く読み切れないし、見たくない暗いニュースも多いから考え物。長野市民新聞は週に3回、8ページという分量らしいからちょうどいいと思う。

 

次にアダルト系サイトやイラストサイトのアカウント削除やブラウザブックマーク削除、サイトブロッカー指定して閲覧不可化、まとめサイトを検索から除外する拡張機能追加などを行った。

 

Youtubeの制限。これも完全に断つのは難しかった。ただ、刺激の強い動画、ただ時間を浪費するだけの娯楽コンテンツ…主にゲーム関連をチャンネル登録解除して、おすすめにも出ないようにした。ニュース関連はネガティブな情報が多いので出ないようにした。Youtubeを使いやすくする拡張機能でチャットをオフにした。

自然や動物、音楽、筋トレ、自分磨き、心理系の動画はおすすめにも出るままなので、今のYoutubeホーム画面は穏やかな動画ばかりが表示されている。ゆくゆくはYoutubeを開く時間自体も少なくしていきたいと思っていて、時間を制限する拡張機能を入れてみたりしたけど、気付いたら鬱陶しくなってオフにしてしまう。まぁ、いきなりは難しいか…徐々に減らそう。

 

ネットを断つには

やはりネットにアクセスできないようにするには、強制的にそういう状況を作るしかない。そのためには外に出ること、家に居ても暇な時間を作らず何かに集中すること。仕事中、職場では勿論できない。そして運動をしている最中も体が揺れているのでゆっくりスマホを見ることは出来ない。

その点、やはり山登りは最高の趣味だ。山奥では電波が通じない場所が多いのでネットから強制的に遮断される。激しすぎない一定量有酸素運動が何時間も続くので脳に良い影響がある。今後一生にわたって必要である足腰が鍛えられる。足場が不安定なので身体のバランスを取るために全身の様々な筋肉が活用される。自然に囲まれているので精神的な安らぎも得られる。