shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

図書館に行った

返却期限を数日過ぎている本が3冊残っていたので、ひとまず図書館に向かうために外に出た。

ドラッグストアひまわりで、砂糖の入っていない珈琲とミルクだけの甘くないラテを飲んだ。ミルクの自然な甘さが引き立っていて美味しかった。

 

図書館に入った。

受刑者の作品たち

建物入口の傍の広いスペースに、刑務所で受刑中の人達の、絵や誌などの様々な作品が展示されていた。

それらの作品から何か圧倒されるものを感じた。

悔やみきれない後悔、家族への感謝、未来への僅かな希望…他にも色んな感情が混ざり合っているのが見て取れた。

見事な水彩画があった。青い空と海に、緑の草木、天に向かい真っ直ぐに伸びる向日葵が見事に調和して描かれている。色彩も構図も素晴らしい。

細いボールペンで緻密に描かれた、受刑者の手の平の絵があった。盗るための手ではなく、未来を掴むための手…という題が印象的だった。

幼い子供が居るにも関わらず罪を犯してしまった受刑者の誌の「愚かな父は 愚かさを捨て 愚かな父をやめる」という最後のフレーズが心に残った。

 

 

図書館内へ

おすすめの本コーナー

展示スペースからゲートをくぐって図書館内へ入る。

定期的に入れ替わる、職員おすすめの本コーナーが好きだ。ここには毎回センスのある本が展示されている。

前回は飲み物に関する本が多く並んでいた。お茶全般、珈琲、クラフトコーラ等…だったかな。

今回は海外に関する本が多く並んでいた。

フィリピンのセブ島沖合のカオハガン島という場所の本を読んだ。全面のカラー写真が多く見ていて面白かった。数十年前にこの島を購入した日本人による著作で、島の素朴な暮らしの尊さが伝わってきた。

 

中高生向けコーナー

最近は2階の中高生向けのコーナーの本を読むのが好き。

普通の本はエリアごとに一つの同じジャンルの本がズラーッと並んでいるから、違うジャンルの本を読みたいと思ったら大きく移動する必要が出てきて面倒くさい。

一方で、中高生向けコーナーは文化、心理、哲学、食事、生物、宇宙、職業などなど様々なジャンルの本がコンパクトに集められているので、移動せずとも楽しめるようになっている。

それに、意外と普通に大人が楽しめそうな本や読み応えのありそうな本も多いのだ。

 

 

今回借りた本は、以下の3冊。

 

人づきあいをラクにする行動のヒント68

主に職場での人付き合いについて論理的なアドバイスで手助けする本。別に今の職場で困ってるわけじゃないけど、単純な興味。

接客用語辞典

職場でお客様に対応した後に「あーもうちょいなんか別の言い回しあったはずだよな」と思うことがたまにあるので、知っておきたいと思ったから。

世界の国鳥

高画質で躍動感のある写真がたくさんあって面白そうだったから。

私は鳥が好きで、鳥の生態に関する本や野鳥図鑑を持っている。

バードウォッチングの本も持っているけど、面倒でよく調べてなくて行ってない…。望遠鏡は高いから持ってないし。ただふとした時にそのまま目視で鳥の仕草を観察している。

 

前回借りてきたのは、生きることに関する詩集や自己肯定感を育てる本、仏教の1問1答本などだったので、それに比べるとだいぶ前向きかつ明るい内容の本を借りることが出来たんじゃないだろうか。