shougaの生き方模索雑記

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好きなTwitter漫画

マンガ

川尻こだま (@kakeakami) | Twitter

最近よく見ている漫画。

内容を一言でいえば、この人が送る日常（主に食事関連）を綴ったものだ。

 ↓  Twitterにアップされた漫画をまとめている「ツイコミ」というサイトが見やすい。

 

最近知ったばかりだがその時既にフォロワー数が20万を超えていて、現在26万を超えている。2020年9月にTwitterを始めたばかりなのに何故こんなに人気なのか、どういう仕事をしていたのか等、とにかく謎に包まれている。こういう人をインフルエンサーと呼ぶのかもしれない。

 

 

内容

食事関連がメインとはいうが、その食生活は非常に不摂生だ。肉、酒、外食、食べすぎ、不規則な睡眠、運動不足と、最早やりたい放題である。だがその不摂生も極まってくると面白さを生み出す。実際にそういう生活をしていないと絶対に思いつかないであろう突飛な発想を日々紹介してくれている。

 

自キャラの見た目がまず魅力的だ。目は潤んだ瞳に濃いクマ、ピンクと黄緑の髪、頭の皿、甲羅のリュック。失礼ながら「かわいい珍獣」という言葉がしっくりくる。

普段はポヤ～ッとした顔をしている。だいたい何時もよだれを垂らしている。別に悲しいことがあったわけでもないのに涙を流したりする。それらの体液で顔が崩れまくっているのが愛嬌がある。その豊かで激しい表情を見るのを主な楽しみとしている。

 

 

ハフハフしているのが可愛い。

 

 酒の消費量をセリフ無しで表す最後のコマに余韻がある。

 

現代人だからこそ可能な、身体がバグりそうなことを嬉々として実行しているのが面白い。

 

こういう正直共感できてしまう些細なことを描くのが上手いと思う。

 

この人はとにかく脳が溶けるような感覚を味わいたいらしい。 

 

感想

見ていていつも思うのが、イラストの線が一見ガタガタに見えるが、実際はかなり丁寧に描かれている、ということだ。

ガタついた線なのに、言いたいことや見せたいものがいつもスッと頭に入ってくる。「何を伝えたいのか、どういう状況なのか分からない」と思ったことが一度も無い。分かりやすく面白おかしく伝える力がとても高い人だと思った。

おそらく綺麗に描こうと思えば描けるはずだけど、あえてそういうタッチで描いている。整った線で描くよりもこういう風にした方が川尻こだまさんの日常のカオス感がより強調される。ここまで人気なのも頷ける。

 

 

まとめ本

ちなみに今までにアップした漫画をまとめてAmazon Kindleに無料で公開している。それが読まれた数に応じてAmazonから報酬がこだまさんに払われる方式のようだ。無料で読めるまとめ本を出してくれるのは読む側としても助かる。

第一集: 「いなげやの話 他」 川尻こだまのただれた生活

第一集: 「いなげやの話 他」 川尻こだまのただれた生活

Amazon

 

 

そのまとめ本が「#次にくるマンガ大賞」の投票先としてリストアップされた。そういう賞って雑誌やアプリのような漫画媒体で連載されているものが対象だと思っていたので、こういう本も選んでもらえることが少し意外だった。

 

ちなみに一番下のコマで、ポケモンのコイル、スフィンクス、イナイレの五条さん等が出ているのは何故か。それは過去にあった様々な投票イベントにおいて、ネットの悪ノリによって一斉投票が行われ、「負けるはずだった不人気キャラが勝利するという、運営側が想定していない事態」が引き起こされたことが何度かあるのだ。

それにあやかって、「何かの勢いに押されて自分の漫画がマンガ大賞に選ばれたら良いなぁ」という思いを表現している。そういうネットのノリを把握していて、それをいちいち台詞で説明するのではなくイラストだけで伝えているのが個人的にツボなポイントだ。

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その他

これらの他にもTシャツ等のグッズデザインを担当することも多いようだ。

 

store.line.me

 

名前の由来は本人曰くこういうことらしい。

河童モチーフなので皿と甲羅が付いている。

 

追記：上の方で散々謎の人とか書いたけど、実は「藤井おでこ」さんという漫画家の方が描いていることを知った。