shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

これまでの経緯 (3/5) 再就職活動

 再就職活動開始

 Excelで履歴書を整えたり面接準備を進めたりした。リクナビネクストやマイナビ転職のようなサイトの求人をチェックしていって、あろうことか営業職で応募するようになってしまう。大学卒業間際の営業研修が明らかに肌に合ってなかったのにまだ懲りてなかったのか…。これは、「早く再就職しなくちゃ!!」という焦りの影響もあった。実家に帰ってきてこの時点で一ヶ月半くらいなのでそこまで焦ることかと思うのだが、働いてない=自分には価値がない、ここにいる資格がない、という意識が常に追いかけてくる感覚があったわけだ。また、なかなか動き出すことが出来ない私に対して両親から「目標と期限を設定してみたらどう?」と言われ、早ければ2月10日、遅くとも3月1日には内定を取る、という目標を自分で設定した。その設定した目標に間に合うのかどうかという焦りもあった。

 

 

何の職種にするか

なぜ向いてない営業職に応募するようになってしまったのか、これは消去法である。

経理のように細々としたミスの全く許されない仕事はIT企業での開発現場で懲り懲りだった且つお金の計算に興味が持てないと思ったからだ。

総務も社内社外とのコミュニケーションが多いと聞き求人も多くなかったし、つまらなさそうだったので。

社内SEのような仕事は、もうITは嫌&そもそも短期離職なのでスキル自体無いと思ってる。

勉強も細かい作業もコミュニケーションも嫌、もう全てが嫌だと思っている。もともと会社勤め自体合ってないよ、と体が言ってるような気もする。それでも働かないといけない。この世には他にもたくさん仕事はあるはずなのに、転職サイトに載ってる求人が選択肢の全てだと無意識に思っている。それに前職のIT企業ではプログラミングは適性の向き不向きが激しいらしく、自分は向いてなかったんだと思い、「プログラミング以外の業務なら自分なら大抵のことはこなせるはずだ」という風に思った、いや思い込ませようとした。今まで私は周りの人間からは親切にされたり好意的に受け止められることが多かったと思うので、人と関わる職種でもいけると思ったんだ。IT開発現場で毎日PCを何時間も見つめ続け、見ても全く意味分からんソースコードやバグで悩み続ける仕事の反動なのか、人と関わってみたかった。そういう経緯により、よりによって一番向いてなさそうな営業職に応募するようになってしまった。

 

面接を受け始める

勇気を振り絞って面接を受けた一社目。職場までは自転車で行けなくもないが基本は車を使う距離なので、この時点で無意識に少しモチベが下がる。一次面接は好意的で受かった。後日、最終面接を本社で受けるもおそらく志望動機の浅さによりお祈り。分かってはいたものの落ちたことはそれなりにショックでひきずる。

2つ目の会社に申し込もうとした理由は、学生時代に地理が好きだったし、災害対策に携わりたいと昔考えたこともあったし、登山にも通ずる部分が一応ある、というものだった。転職活動ではだいたい内定を得るまでに平均7~8社くらい受けるという記事を見たので、2社目では受からないだろうと思っていた。それに受ける予定の会社をリストアップしたが、受けたい会社が全然見つからなかったので、とりあえず受けなきゃ期限までに内定が決まらないという焦りがあった。

リクナビネクストで申し込み、あっさりと面接日が決まった。面接回数1回だけって珍しいなと少し違和感を覚えたが、当日行ってみると社長が広島から支店に来て面接にあたるから1回で済むんだなと納得した。多少緊張したけど支店が小さいこともあり面接官の人数は3人で距離も前回より近かったので1回目程緊張はしなかった。転勤が無いことを確認して安心したことを覚えている。車の運転が得意かどうかを確認され、履歴書の趣味欄にドライブと書いてしまったのを見て、「あぁじゃあ安心だ」みたいな反応だったのを覚えている。面接が終わってたった20分程度経ち、コンビニの駐車場に駐車してスマホに面接の分析をメモっていた時、是非入社してほしいという旨の電話が来た。あまりにも早くて大丈夫かなこの会社とも思ったが、社長が直接見てOKだと思ったんなら意思決定が早くてもおかしくないかという結論に至った。この時点で、短期離職・空白期間あり・履歴書詐称(正社員期間と空白期間について)・精神疾患歴あり・営業経験なし・運転免許以外資格なし(しかもAT限定)というある意味有望な人材だったので、「何処でも良いから入れてほしい(本当に何処でも良い訳ではない)」という心情だったので内定が出たのが嬉しく、入社を希望した。