shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

2社目分析 (2/2) 合わなかった理由

 とりあえず書き出した。随時追記・編集する。

 

 

営業について

  1. たくさんの人の顔、名前、役職を覚えられない。本社や別支店の人ですら把握するのがきついのに、それに加えて得意先の人間関係や出来事などいちいち把握したくもない。死ぬ程どうでもいい。
  2. 1日に何件も訪問するのがきつい。親しくも無い人とたくさん会ってご機嫌を取らないといけないのが非常に気疲れする。心情的には得意先訪問は戦場に立ち入る感覚に近い。
  3. 営業にはノルマがあるが、私には目標というより重荷・重圧だった。上から明確な売上ノルマを課されない仕事をしたいと思った。
  4. 作業の具体的な手順が明確じゃないので不安がとても大きい。「やること・作業の流れが明確になっていてその中で工夫する」のは好きだが、「何もかも全部工夫する」のはどうすればいいのか分からず立ち往生する。
会話等
  1. 営業トークが苦手。上司と客との会話のシミュレーションをしたが、正しい対応が全く分からず思いつかず、考え込んで無言になってしまうことがよくあった。
  2. 臨機応変に対応できない。お客さんがこういう風に言ってきたからこういう風に対応する、会話の応酬の流れが分からなかった。
  3. 愛想笑いがきつい。つまらないものはつまらないのだ。そこを無理やり笑うと脳がバグる。
  4. 人前で話したくないし注目されたくない。デモンストレーションなんてやりたくない。

 

その他の業務

  1. 職場にかかってくる電話が多い。対応のことを考えると気が重くなる。
  2. 金銭のやり取り自体がしんどい。見積、受注、発注などそういう商品の流れを把握するのが苦手。仕入れ値、定価、売値の設定の確認が地味に消耗する。
  3. 車がしょっちゅう駐車場に出入りするので集中できない(本社、取引先、郵便など)トラックがバックするピーッピーッという音が特に。
  4. かなり頻繁に郵便物や荷物が来るので、受け取り・開封・保管にいちいち時間を取られる。また、本社・得意先・関連組織への梱包・発送も多い。

 

扱う商材

  1. 扱う商材に愛着を持てないので、モチベーションが全く上がらない。何故愛着が持てないかというと、重量が重い・精密機械なので一々慎重にならないといけない・無機質すぎる・操作が複雑すぎる・やっていることが目に見えず結果だけが返ってくる・帰ってきた結果が本当に正しいのか分からない、等が挙げられる。
  2. 商社だから当然だが、扱う商材が幅広過ぎて把握できない。
  3. 売る相手が主に土木建設業者なので、粗野な人が多くて怖い。
  4. 機械のことだけでなく、顧客ごとに会話できるよう複数の業界知識を身に付ける必要があるが、どうしても知識が頭に入って来なかった。興味を持てないことが無意識に分かっていた。

 

職場について

  1. 同僚や上司と気質が全く合わない。
  2. 当たり前だけど外向型の人しかいない。1人になってエネルギーを補充する内向型の人が居ないので疎外感がある。
  3. 頻繁に下ネタ話がある。面白ければ別に良いが、ほぼ同じようなネタが話されていてその内容も死ぬ程つまらないのに一々反応を求めて来るので、さも面白いかのように乾いた愛想笑いをするしかない。というか、そういう話をすることでしか相手との距離を縮めることが出来ないように見えた。『ホモソーシャル』という言葉は、いわゆる「男らしい」とされるものを通して男同士の絆を作ろうという空気を指すらしい。私はその女性蔑視的な、男性が一方的に消費する対象(モノ)として女性を扱う空気に対して、強い嫌悪感を覚えた。
  4. それ以外では、基本的に車の話が多い。また仮想通貨等が上がった下がったとかくらいしかない。家庭内のことについても、やけに踏み込んでくるのが嫌。
  5. 広島弁が強くて、ずっと聞いているとしんどい。
  6. 単純に同僚の声が嫌い。
  7. 残業を減らそうという意識が薄く、定時後に無駄な雑談がある。
  8. 職場に声や音、訪問者等の気が散る要素が多く、情報を処理しきれず頭が混乱する。目の前の作業にもっと集中させてほしいと思った。

 

体力面

  1. 長距離かつ長時間の運転。常に集中力を維持しなければならないことが辛かった。「事故はもっての他、社用車としての運転をすること。しかし迅速に得意先を回ること。」という意識をもちながら何時間も運転するのがしんどい。かなり狭い道を進むことや、頻繁に駐車するのもきつい。平日に毎日運転していると、休日に車を運転する気になれない。
  2. 重いものを頻繁に運ぶこと。機械だけでなく資材もよく運ぶ。じわじわと体力を消耗させてくる。何冊ものカタログと何十もある冊子を全部入れた鞄も重い。
  3. 外回りだけでなく現場に出ることもあるが、予想以上に気温がしんどい。4月後半ですら直射日光を長時間浴びるとなかなかの暑さ。真夏も真冬も地獄だろう。

 

勤務形態

  1. 残業が多い。残業を減らそうとは言っているが、仕事を早く終わらせて早く帰りたいという空気があまり感じられない。 また、外回りから夕方に帰ってくることが多くそこから書類を書いたりPCで作業をするとなると、必然的に残業することになる。19時上がりでも早い方だ。先輩方のタイムカードを見ると20時21時は割と普通。時には23時ということも。
  2. これだけ合わない仕事なので月1で土曜出勤があるのが予想以上にしんどかった。仕事のストレスもあって、日曜休みだけでは疲れを取れない。
  3. 仕事用のスマホを持たされたのが嫌。休日に仕事の連絡が来ることは無かったが、管理されている・縛られている感じがある。細かいがAndroidしか使ったこと無いのでiphoneに順応するのも面倒だった。結局iphoneは使いにくいままだった。

 

その他

もっと文化的な話や、心温まる、面白い日常の些細なことの話をしたかった。

美しいものが全く無いので心が潤う瞬間が無かった。

 

 

まとめ

職場の人達なりに親切にしてくれたけど、何というか、私とは感覚や性格が異なり過ぎていて、「同じ空間にいる」だけで正直しんどかったと今気付いた。

これはもうお互いのどこが悪いとかではなく、ミスマッチとしか言えない。

「そこはあなたの居る場所ではないよ、本来居るべき場所は別にあるんだよ」というメッセージを、私の身体がストレス反応として教えてくれたのだ。そのくらい強いメッセージを放たないと、自分のことに疎い私は気付いてくれないから。