shougaの生き方模索雑記

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食器収集③ 唐津焼

食器収集① 焼物との出会い - shougaの生き方模索雑記

食器収集② 大川内山(2回目) - shougaの生き方模索雑記

今まで唐津には2回訪れている。どちらもこの記事で大川内山に行った際に立ち寄った。というか、順番的には唐津の方を先に訪れている。電車で「博多→唐津伊万里→有田」という風に移動していったからだ。

 

唐津焼 - Wikipedia

旅Karatsu 唐津観光協会|Karatsu Ware

 

 

唐津では1枚も撮らなかったので現地の写真が全く残っていない。なのでこの記事では焼物の写真だけ載せることにする。唐津焼は味があるので1枚ずつ撮ってみた。

まず初めて訪れた時に買ったのはこの2つ。

唐津駅近くの、「唐津市ふるさと会館アルピノ」で帰り際に購入した。

f:id:shouga4:20210715165431j:plain画像では少し冷たく見えるが、実際見ると柔らかい色合い。白と薄灰色を基調として全体や所々が薄ピンクに染まっており、とても暖かみがある。縁が外側に沿っていて開放感がある。これには豚バラ大根、豚と玉ねぎの炒め物、アジの南蛮漬け等を乗せて食べていた。

 

f:id:shouga4:20210715165448j:plain裏。間違いなく陶器のはずだが、半磁器のような滑らかさと縁の薄さをしている。テーブルに接する高台も、土の中に石粒が無くゴツゴツした感じが全くない。

 

 

唐津焼 炎群(ほむら)という、38軒の色々な唐津焼作家の作品を取り扱う店で買った。

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茶色の素地に灰色の釉薬をかけて刷毛で白色を塗った、凝った焼物。刷毛のかすれ具合が絶妙だ。皿でも鉢でもない微妙な大きさと高さの、何といえばいいのか分からない器である。

当時は3800円を出すことに躊躇していたが、これだけの手間と材料費をかけたものを3800円で買わせていただいてありがとうございます、という気持ちになる。

 

唐津焼には『用の美』がある。料理を乗せて実際に使ってこそ輝く美があるという。

形に惹かれて買ったはいいものの、この器は最初どんな風に使えばいいのか分からなかった。汁物を入れるには高さが足りず、魚の煮付けを入れるには広さが足りない。普通のおかずを乗せるには仰々しい気がして、しばらくは飾っているだけだった。時間が経つと普通のおかずでも気軽に乗せてみようと思えるようになり、「豚肉とナスの味噌炒め」等を乗せるようになった。

写真では分かりにくいが、表面には結構な数のヒビが入っている。使っていくうちに表面にヒビが入り、そこから水が中に入り込んで沁み込んで、器としての深みが出てくる。

 

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釉薬がかかった灰色の部分に陶器特有の孔がたくさん空いている。ここから空気が入ってくる。

 

 

次の2つの焼物は2回目訪問時に買った。どちらも唐津焼 炎群(ほむら)で買った気がする。散らばっているそれぞれの窯元を1件ずつ尋ねる時間は無いので、こういうお店はとても重宝する。

f:id:shouga4:20210715165649j:plain内側の模様に惹かれて買った。どことなく古代の香りを感じたのだ。

ただ、この大きさの器は既に波佐見焼の使いやすいどんぶりを愛用していたので、殆ど使う機会は無かった…。

普段使いとしては少し仰々しい感じがしてしまう。買って初めて分かったのは、模様が多い器は料理を乗せると視界の情報量が多くて少し騒がしい印象がすること。料理を乗せるなら、上に載せた2つのように少し地味なくらいがちょうどいいのだ。

 

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f:id:shouga4:20210715165732j:plainこれは2つ目と似ている。白い刷毛で塗ったものだ。見た目は好きだが、何故かあまり使うことが無かった。深さが無い割に平たくて場所を取るからかもしれない。

外に広がっていく形をしていてアクセスしやすいので、つまみやお菓子なんかを乗せるにはいいかもしれない。

 

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唐津焼は白、灰、黒、茶、青を組み合わせた落ち着いた渋い風合いの器が多い。私が選んだ4つの器はそういった渋さや詫び錆びは控えめな方だ。唐津焼の湯呑みはまさにお爺ちゃんが愛用していそうな見た目をしている。

 

モダンなデザインが多く自由度が高そうな波佐見焼と比べて、伝統的な色が濃いのが唐津焼の特徴だと思った。