shougaの生き方模索雑記

日記、心の安定、長野移住、登山、etc…

Steamの好きなゲーム② A Short Hike

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神ゲーという言葉は滅多に使わないが、この作品にはその言葉がふさわしい。
主人公の鳥さんが風光明媚な島にやってきて、自然を満喫し山のてっぺんを目指すというゲームだ。

『A Short Hike』は、心温まる出会いと忘れられない冒険を体験するアドベンチャーゲームだ。

都会に住む鳥の少女「クレア」が、親戚のおばさんに連れてこられて「ホークピーク州立公園」を訪れたある夏のこと。

自然に囲まれた島の中で、クレアは携帯の電波が入る場所を求めて「ホークピーク」の山頂を目指すことに…。

そのハイキングの途中でちょっとだけ変わった動物たちと出会いながら、クレアが山頂で目にする素敵な何かを一緒に体験しよう!

 

 

このゲームの良いところ

飛行能力

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主人公は鳥なので、自由に飛ぶことができる。このゲーム一番の長所かもしれない。最初は数回程度しか羽ばたけないが、島中に散らばっている羽のアイテムを取ると、最終的にその回数は最大20回まで増加し、1回ごとの上昇量も増加する。そうなるとフィールドを縦横無尽に飛び回って楽しめるのだ。

 

自然が綺麗

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海は南国のようであり、自由に泳ぐことも、ボートを走らせることも出来る。

 

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少し上に行くと美しい紅葉のトレイルランニングコースがあり、動物たちが走っている。

 

f:id:shouga4:20210709151214j:plain山を登っていくと一転して雪景色となり、使った羽が凍ってしまう。羽が全て凍ると飛べなくなるが、焚火にあたるか温泉に入って解凍し、また登り始める。

 

f:id:shouga4:20210709161020j:plain山頂はとても幻想的。このゲームでは風が吹いている様子を白い線で表現する。それが私が子供の頃にやった『ゼルダの伝説 風のタクト』を想起させ、懐かしい気持ちになる。

 

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空中でスティックをそのままにすると急降下し始めてどんどん加速する。その状態でスティックを倒すと、高速状態で飛ぶ「滑空」が可能。滑空する時も翼の両端から白い線が流れるのがスピード感や空気感を上手く表している。

 

動物との会話

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島にいる動物と会話できる。心優しい動物ばかりで、前向きになれる言葉をくれるのでほっこりする。『どうぶつの森』では同じ村の住民同士なので距離が近く時に踏み込んだ話もするが、『A Short Hike』ではお互い初めて会った相手なので、心地いい距離感の関係なのだ。爽やか且つ短い会話をする。それが良い。

 

綺麗なドット

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グラフィック設定でドットの大きさを変えられる。デフォルトでは粗いが、ドット最小にすると非常に滑らかなグラフィックとなり、一気に違った印象に変化する。おすすめはピクセルサイズ「中」か「小」。

 

 

やれることが多い

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釣り。海でも川でも池でも、どこでも釣れる。

 

f:id:shouga4:20210709154738j:plain釣った魚の体長が記録され、体長に応じて同じ魚でも微妙にグラフィックの大きさが変わるのが細かい。中にはアルビノの魚や、虹色のニジマスなんてものも釣れてしまう。

他にもスコップで地面に埋まっているものを掘り起こしたり、バケツに水を貯めて「芽」に水をやって、花を咲かせたり。この咲いた花に乗ると「ぽよぉん」という音とともにかなり高く体が飛ぶ。この花やビーチパラソルに乗った時のトランポリンのような感覚がとても楽しい。こういう細かい点で楽しくさせてくれるのがこの作品の良いところだ。

 

ミニゲーム

f:id:shouga4:20210709150840j:plainビーチスティックバレー。木の棒を振ってビーチボールのラリーを続けて数字を増やしていく。判定が緩めなのがありがたい。視点が真正面ではなく横からなのが新鮮で面白い。

 

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パルクールレース。鳥の友達と、灯台や山頂等といったゴールを決めて、そこに行くまでのタイムを競う。相手に勝つと、次回から自分が取ったコースをそっくりそのまま相手がコピーしてくるので、速くなる一方だ。ある意味自分との戦い。

 

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クルーザーのスピードアタック。チェックポイントを通過していってゴールまでのタイムを計る。障害物にぶつかった回数に応じてペナルティタイムが加算されるのがリアル。

 

 

 

おわりに

良いところをたくさん書いたが、一方で悪いところが思いつかない。

強いていうなら、セーブデータを複数作れないところくらいだろうか。またプレイできる喜びがあるといえばそうだが。

 

私は現実でも山登りや自然豊かな場所の観光が楽しむが、「この島が現実にあればなぁ、行ってみたいなぁ」という思いがとても強く湧き上がってくる。

ゲーム全体としては短いものの、とても充実感のある内容だ。もっとボリュームを増した続編を強く希望する。大好評なので、そのうち制作されるかもしれない。

 

A Short Hike - Wikipedia

カナダのゲームスタジオが制作。

この雄大な景色は確かにカナダらしいなと思った。

 

Steamでどのゲームが一番好きかと聞かれたら、Cupheadかこれを挙げる。

そのくらい良いゲームだと思った。

 

store.steampowered.com